公務員試験や入学試験、入社試験で出題される時事問題。
その効率的な学習方法とは?
時事問題とは、最近起きた政治、経済、国際、スポーツ、科学、社会一般の出来事であり、その時々の関心事を言います。とりわけ、テレビ、新聞、雑誌などのメディアに取り上げられ、話題を集めた出来事を指す場合が多いようです。学校の科目で言えば、社会科の公民分野で「現代社会」や「政治経済」です。
公務員試験の出題科目である時事問題は、公務員試験のほかにも、入学試験、入社試験(就職・転職)、教員採用試験などでも出題され、企業内での昇進・昇格試験でも出題されることがあります。四谷大塚(大手進学塾)の調査では、私立中学入試の80%で時事問題が出題されるそうです。
入社試験の場合、筆記試験だけでなく、面接での質問項目として時事問題が用いられたり、グループディスカッションのテーマになるケースも多くみられます。特に新聞社や放送局など、マスコミ関係の会社では、時事問題が重視され、かなり難度の高い問題が出題されます。
公務員試験でも入学、入社試験でも、テストの直前に時事問題を学習するのはかなりの負担があり、非効率的です。やはり普段から、毎日の習慣として、通勤通学の時間など、生活の中で新聞やテレビ、ラジオ、インターネットを通してニュースに触れるようにすることが時事問題を学習する基本です。
ニュース番組の冒頭や新聞の一面などで扱われる出来事は、特に重要度が高いものが多いので、関心を持ちましょう。そして、時事問題を話題にして、身近な人と話をしてみることをおすすめします。このようにすることで、より深く理解したり、疑問点、理解していない点が明確になります。
その上で、自分なりの考えや意見をまとめてみましょう。時事問題で特に押さえておくべきポイントは「5W1H」と「事件の背景」です。Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(どうして)、How(どのように)です。そして、受験する公務員試験や入学、入社試験の過去問題を調べ、「5W1H」と「事件の背景」を意識して実際に自分で解答してみましょう。何度も繰り返し練習することで、本番でも実力を十分に発揮しやすくなりますよ。
・「速攻の時事」(実務教育出版)
公務員試験を対象として,時事一般をコンパクトにまとめた一冊です。過去の出題実績から割り出した「出題可能性」が3段階で表示されています。日々の学習の確認やより理解度を高めるのにとても役立つでしょう。
・「白書のあらまし」
現在、50以上の白書が出ていますが、各省庁から提出された白書が正式発表された後、担当省庁の執筆者がその概要を平易に解説したものです。特に三大白書と言われる「国民生活白書」、「厚生労働白書」、「労働経済白書」の項目は、目を通しておきましょう。
・その他の資料
「imidas」、「現代用語の基礎知識」、「知恵蔵」、「データパル」、「朝日キーワード」